チェーンの伸びの調べ方

チェーンが伸びるってよく言いますが、もちろんチェーンの金属が伸びることではありません。
チェーンのピンが摩耗して、その分クリアランスが大きくなって、チェーンの1コマの間隔が広くなることを言います。
チェーンが伸びることによって、チェーン飛びや意図しない変速が発生し、転倒する恐れが起こります。

そこで、チェーンチェッカーでメーカーの指定する伸びの許容範囲か調べます。
チェーンチェッカーでチェーンコマの間隔が長くなって、2カ所の突起が入るようになれば、チェーンは伸びており寿命を知らせるというものです。
チェーンチェッカーは、いろいろなメーカーから発売されていますが、原理的にはみんな一緒のようです。

この画像は、シマノ バイシクル デジタル カタログ バイクギア(総合カタログ)2020年1月現在のもの転載です。

チェーンチェッカーを持っていないので、代用品を考えていたらノギスでも計れることが判明しました。

チェーンを伸ばした状態で、ノギスのクチバシを使って11個分(-1コマ)のチェーンの長さを計ります。

1個の長さは12.7mmで、11個分、ですが1コマ引いた値の計算式は次のようになって、12.7*11-7.8=131.9mm。
シマノのチェーン伸びチェッカー(TL-CN42)は、0.75と言われていますので、それを参考に131.9mmの100.75%の長さは、≒132.89mmが、許容範囲となります。

ということで、計ってみました。

3回測って、平均は132.10mmでしたので、まだ使用できる状態でした。

参考にしたサイトは、トライエイド.netの記事です。
https://triaid.net/2018-08-09/

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