TREK7.4FXのフロントハブのメインテナンス1/2

クロスバイクのTREK 7.4FXのフロントハブのメインテナンスを行いました。


5年間使用しましたが、フロントハブのメインテナンスは初めてです。
グリス切れやサビが発生していないが気になっていました。
手で回した感じでは、ゴリゴリ感もないので「大丈夫だろう」という気持ちでした。
作業しようとしているTREK 7.4FXのフロントハブの資料は見当たりませんでしたが、一般的な構造だろうとシマノのフロントハブのディーラーマニュアルを参考に作業を始めました。

この内容は、素人の我流のやり方も含まれています。
自分の自転車を整備するのは、自己責任でお願いします。

まずは、ハブ軸を取り出すため、ゴムブーツを取って作業をしやすくします。

塗ってあったグリスは、粘性を保っていて良い状態です。

ハブ軸の両側の一番外側のダブルロックのナットを17mmのスパナで緩めていきます。
そのとき、片側だけ緩むと思いますが、その反対側は動かさないようにします。
(きちんと調整されたハブ軸は両サイドの吐出部分が同じなので、変な調整をしない限りほぼ同じなるはずです。)

次は、15インチスパナで玉押しを取り外します。写真を撮りませんでしたが、下の図のようにロックナットが緩んだ方を外します。

シマノ フロントハブ/フリーハブ(スタンダード) ディーラーマニュアルより

取り外している最中ですが、少しグリスに茶色が混じってサビ(!)と思いました。


ハブ軸を取り外ししました。
グリスはきれいで、サビはありませんでした。

ハブ軸を抜いた状態を見ると、グリスもきれいな状態でベアリングは片側10個のようです。

ハブ側はきれいにしました。
ベアリングが当たるところは、きれいな状態でした。

個々のパーツもパーツクリーナーで清掃しました。
ベアリングはきれいな球状を保っていました。
サビのような茶色がグリスに混じっていましたが、サビているような部分はなく、浮いたようなサビ色を拭き取って良しとしました。

今回は、ここまで。

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